カチューシャの語源を調べていたら壮絶なドラマに辿り着く

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こんにちは。

セリタのブログ担当です。

皆さんは、「カチューシャ」の語源が何か知っていますか?

響きから、なんとなく英語ではないことは想像できますが、

調べてみると実際は、

普段使われているバンド型の「髪飾り」とは

全く違う意味の言葉でした。

なぜ、わたしがカチューシャの語源を知らべるに至ったかというと、

日本で現在の髪飾りという意味の

「カチューシャ」という言葉が使われるきっかけに、

没後100年を迎えた長野出身の大女優が

大きくかかわっているとの記事を見かけたからです。

長野出身ということで、

ブログのネタになるかもなと思い調べ始めたのですが、

想像を絶する波乱とスキャンダルに満ちた人生を生きた

女優さんでした。

先に、カチューシャの語源についてですが、

カチューシャとは、

ロシアなどでよくみられる「エカテリーナ」という女性の名前の

愛称のことで、比較的親密度の高い呼び方のようです。

日本で現在の形で定着したのは、

松井須磨子という女性にルーツがあります。

この方、「3つの日本初」を成し遂げるので、

そこも含めてご紹介します。

現在の松代町に9人兄弟の末っ子として生まれた須磨子さんは、

6つになる年に養子に出されるも、

小学校卒業後、養父が亡くなり実家に戻ることとなります。

しかし、実の父も亡くなったため、

東京の菓子屋に嫁いでいた姉を頼って上京し、女優を志します。

そして、1913年に島村抱月とともに劇団「芸術座」を旗揚げし、

「復活」のカチューシャ役が大当たり!

一躍大女優の仲間入りを果たします。

この芸術座を旗揚げするまでに、1つスキャンダルがあるんですよ。

女優となるべく俳優養成学校へ願書を出すも、

鼻が低く顔に華やかさがないことから、

入学を拒否されてしまいます。

そこで、須磨子さんは日本の女優さんではまだ前例のない

美容整形手術によって鼻を高くし、入学します。

はい、日本初の整形女優さんです。

(整形の後遺症も大変だったようです。)

須磨子さんは「復活」のカチューシャ役で大ヒットし、

「カチューシャの唄」というレコードまで出します。

これがまた大ヒット!

そう、日本初の歌う女優さんです。

そして、最後ですが、

芸術座を一緒に立ち上げた、劇作家の島村抱月とは

不倫関係だったそうです。

はい、日本初のスキャンダル女優さんです。

島村抱月が病死したのちに、

須磨子さんは後追い自殺で、自らの生涯に幕を閉じました。

不倫関係だった為か、

須磨子さんは島村抱月と同じ墓に入りたかったようですが、

それはかなわなかったようです。

何気なく使っている「カチューシャ」という言葉を紐解くと、

なんだか想像以上にすごいルーツが隠されていました。

わたしが生まれる前のことですが、

そんなすごい人が長野から出ていたとは全く知りませんでした。

わりと前には須磨子さんの人生、ドラマ化されているようですが、

ここらでいっぱつ私脚本でドラマ化した方が良いと思います。

松代出身の人は松井須磨子さん、知っているんですかね。

カチューシャを見る目が変わりそうです。